令和4年度理学院化学系の卒業研究発表会における「学士論文研究優秀発表賞」受賞者に東工大理化会から副賞の図書カード贈呈

2023.3.27
令和4年度理学院化学系の卒業研究発表会における
「学士論文研究優秀発表賞」受賞者に東工大理化会
から副賞の図書カード贈呈

product

 2022年度の理学院化学系の卒業研究発表会は3月2日に行われました。コロナ禍ということもあり対面開催も危ぶまれましたが、当日はディジタル多目的ホールでの3分間のショートトークと1時間のポスター発表で1年間の研究成果を締めくくりました。この発表に対して全教員を審査員として採点を行い、6名の学生を「学士論文研究優秀発表賞」に選びました。3月27日の学位記授与式終了後、受賞者に対し化学系から賞状と記念のメダルが授与されました。東工大理化会からも副賞の図書カードが贈られ、写真のように笑顔あふれる授賞式となりました。 この図書カードは、これまでのホームカミングデイにて東工大理化会会員の皆様からいただいた寄附金で購入したものです。皆様に感謝いたしますとともに、引き続きのご支援をお願い申し上げます。  なお、受賞した学生の研究テーマは以下の通りです。
・ピラノナフトキノン系抗生物質グレンタミンAの合成研究
・分子キャビティを活用したペルチオスルフェン酸およびその誘導体の合成と反応性の解明
・光解離反応の原子運動量分光へ向けたスペクトル計算法の開発
・分極スイッチングを起こす複核錯体結晶のSHG観測による光誘起ダイナミクス測定
・ルイス酸性を持つ亜鉛を配位⼦とする遷移⾦属錯体の合成・反応性
・トロポロン類の新規合成法の開発研究