令和5年度理学院化学系の卒業研究発表会における「学士論文研究優秀発表賞」受賞者に東工大理化会から副賞の図書カード贈呈

2024.3.26
令和5年度理学院化学系の卒業研究発表会における
「学士論文研究優秀発表賞」受賞者に東工大理化会
から副賞の図書カード贈呈

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 2023年度の理学院化学系の卒業研究発表会は3月1日にディジタル多目的ホールで実施し、3分間のショートトークと1時間のポスター発表で1年間の研究成果を締めくくりました。コロナ禍後の本格的な対面開催ということで、当日は大勢の聴講者が訪れ、大変盛況な発表会となりました。この発表に対して全教員を審査員として採点を行い、5名の学生を「学士論文研究優秀発表賞」に選びました。3月26日の学位記授与式終了後、受賞者に対し化学系から賞状と記念のメダルが授与されました。東工大理化会からも副賞の図書カードが贈られ、写真のように笑顔あふれる授賞式となりました。 この図書カードは、これまでのホームカミングデイにて東工大理化会会員の皆様からいただいた寄附金で購入したものです。皆様に感謝いたしますとともに、引き続きのご支援をお願い申し上げます。  なお、受賞した学生の研究テーマは以下の通りです。
・ハロゲン置換スピロピラン誘導体の固相クロミック特性と結晶構造
・ナフトキノンの光化学反応を利用したγ-ルブロマイシンの合成研究
・置換基効果で制御するアントラセン分子ピンセットの集合構造と固体蛍光特性
・熱活性化遅延蛍光を示す感圧化学センサーを用いた音響波イメージング
・トロンビン単分子の電気伝導特性の評価